夏の移籍市場の振り返り、第2回目。今回は、MF編。
IN
①マウコム ……650万€で獲得。
マウコム・フィリペ・シウヴァ・デ・オリヴェイラ。
ロマニスタにとっては、不俱戴天の仇。なお、この世界線ではゼニトへ行かず、レヴァークーゼンへ650万€というバーゲンに近い価格で移籍。
スピードのあるテクニシャン。言語の未習得や性格がやや自己中心的なところはあるが、言語面に関してはブラジル人選手がヴェンデル・パウリーニョ・リンコンと3人いるレヴァークーゼンなら、問題ないか?
ベイリー選手がレアル・マドリードに目を付けられているので、保険に獲得。コーナーキックやフリーキックを任せていきたい。
②ロマン・ゾブニン……1,400万€で獲得。
ロマン・セルゲイェヴィッチ・ゾブニン。1,400万€という最低移籍金が設定されており、且つ個人的に求めていた人材像に近かったため、獲得。
因みに、アトレティコ・マドリードからも獲得に興味を持たれていたので、機先を制して獲得に動けたのは大きい。
何と言っても、精神面の成熟具合が凄い。
献身的なプレーヤー、且つ若手の完璧なお手本というラース・ベンダーの後継者に相応しい選手。
視野の狭さがやや気になるが、1,400万€の移籍金+420万€の年俸でラース・ベンダーの後釜を確保したと考えれば、成功と言える移籍。
OUT
①カリム・ベララビ……3,700万€で広州恒大へ移籍。
ベイリー・フォラントとポジションを争っているため、出場機会が伸びなかった。
市場評価額5,400万€だったため、もう少し移籍金取れるかと思ったが、ベテランで勝利意欲・リーダーシップが低いことから放出を決めていたので、3,700万€で放出。
放出後のスカウトレポートだと、スカウトサマリー60と見事に獲得する場合に見送った方が良いというラインの当落線上だったため、放出はある意味正解だったのかもしれない。
スピードと運動量はまだ衰えてはいないので、中国での活躍を願っております。
②ユリアン・バウムガルトリンガー……エヴァートンへ2,050万€で移籍。
放出するかどうか迷っていたが、前述のゾブニン選手に目を付けていたことも相まって30代の同ポジションの選手を2人は残しておけないと思い、放出を決断。
タフなプレミアリーグでは、そのフィジカルの強さやベテランとして成熟した精神力が頼りにされることもあるだろう。頑張れ、バウムガルトリンガー!
それでは、また次回!!
[…] レヴァークーゼンの黄金時代を築く:2年目夏の補強(MF編) […]