夏の移籍市場の振り返り、第3回目。今回は、DF編。
IN
①ジョン・サウター……700万€で獲得。
非常に多くのプレイ特性を有して、700万€で取れる、且つバックアップ契約で。これはもう、バーゲン価格と言っても過言ではないと思う。
持っているプレイ特性も非常に好みの戦術に合うため、かなりいい補強と個人的には満足。
スコットランドの北東部・アバディーン生まれ。弟のハリー・サウターもプロサッカー選手であり、投稿日現在ストーク・シティ所属。
なお、母親がオーストラリア人ということもあり、弟のハリーは2019年にオーストラリア代表に選出されている。
父親も元プロサッカー選手で、かつて所属していたブレチン・シティのユースにジョンは2002年に所属することになる。そこで、ライアン・ガルドらと共に育つ。その後、2006年にダンディー・ユナイテッドのユースに9歳で所属。
プロのキャリアもダンディー・ユナイテッド(川島選手が一時所属していたので、知っている人もいるのでは?)でスタート。16歳99日というダンディー・ユナイテッド最年少出場記録を持つ。その後、ハーツへ移籍。
現実では、怪我に悩まされているようだが、この世界線でもスカウトからは、懸念材料としてスカウトレポートにこそ載らなかったが、報告はあった。これからどうなるか、要注目。
OUT
①アレクサンダル・ドラゴヴィッチ……総額1,625万€で、広州恒大へ移籍。
シーズン序盤を怪我で棒に振ったレトソスが戦線に復帰してからは、ベンチを温める機会が増えてしまった。
スヴェン・ベンダーがベンチスタートでも然程不満を溜めなかった一方で、複数回スタメン起用を訴えてきたドラゴヴィッチ。しかし、レトソスの現能力と比較しても、レギュラーを奪えるかというと、疑問。
そのため、来季も不満を溜め続けるくらいなら、放出しようという判断に。ただ、スカウトレポートによれば、50という何とも言えないサマリーだったので、売却自体は正解だったのかもしれない。