• 2025年7月3日 10:11

    kuronoの気楽なゲーム日記

    Steamで販売しているゲームのデモ版レポートや、遊んでいるゲームのプレイ日記を載せていきます。

    Steamのデモ版レポート:超探偵シャーロックちゃん ~掟破りのミスディレクション~

    Bykurono

    7月 2, 2025 #Steam

     どうも、kuronoです。

     今回は、Steamで2025年7月11日に発売予定の『超探偵シャーロックちゃん ~掟破りのミスディレクション~』のデモ版プレイレポートになります。

     デベロッパー・パブリッシャーは、恐怖院怨念氏を中心とした日本のおんねんちゃんねる。

     因みに、恐怖院怨念氏はおんねんちゃんねる公式のYouTubeチャンネル以外に、映画レビューやレトロゲームのYouTubeチャンネルを持っています。

    【恐怖院怨念氏のX(旧Twitter)】

    ゲーム概要

     ゲームのジャンルは、ミステリービジュアルノベル。

     主人公は、『超探偵力』という特殊能力を持つ今井沙羅子(いまい さらこ)。通称・シャーロックちゃん。

     彼女は、同じく『超分析力』という特殊能力を持つ和十村潤(わとむら じゅん)こと、ワトソン君と共に米香荘(べいかそう)という温泉旅館にやって来ます。

     そこで大人気Vtuber『中島ほのか』の中の人、我流院月(がりゅういん るな)が何者かに殺害されます。

     シャーロックちゃんは、ワトソン君と共にこの謎を解くことができるのか!? というストーリーです。

    デモ版の内容

    主要な登場人物

     規模的にインディーデベロッパーなのですが、フルボイスであることをまず評価したいです。

     CVは、同人声優で有名な方を中心とした面々。

     何故か、効果音にもCVがあてられていますが……

     では、主要な登場人物を見ていきましょう。

    今井 沙羅子(いまい さらこ)

     世間に知られている名探偵・シャーロックちゃんこと、今井沙羅子。

     『超探偵力』という特殊能力で今まで難事件を解決してきたが、それが何故発動するのかといった細かな所は本人にも分かっていない模様。

     『超探偵力』は、謎が解けない場合に強制的にループを発動したり、『ヒラメキ』が突然やってきたりという形で、プレイしているあなたの介入を暗示しています。

     また、警察に捜査を任せてもループしてしまうため、警察に任せるという選択肢がなくなる理由付けにもなっています。

    画面左の人物が、シャーロックちゃん。

     なお、超が付くほどの大食漢。

    和十村 潤(わとむら じゅん)

     警察から特務捜査官の権限を付与されている、沙羅子の幼馴染。通称・ワトソン君。

     『超分析力』を持ち、現場を見ただけである程度の情報を分析できてしまう。

     なお、推理力はポンコツ。

     それが故に、推理での協力を沙羅子に泣きついたことで、シャーロックちゃんが世に出ることになったようだ。

    なお、2人とも高校2年生である(驚愕)

    我流院 月(がりゅういん るな)

     人気Vtuber『中島ほのか』の中の人。

    登録者250万人のオカルト系YouTuber・中島ほのか

     生放送中に何者かに殺害される。

     放送後半で、何か重大発表があったようだ。

    遠野 真人(とおの まこと)

     かなり身長が高そうな男性。

     後述の太陽(ぶらっくさん)と、何やら旅館についた当初から揉めているらしいが……?

     出題編の前半と後半でギャップがあり過ぎる人。

    意外な趣味が明らかになる。

    八木沼 雛乃(やぎぬま ひなの)

     旅館の美少女看板娘(自称)。

    心が強えのか?

     母は幼い頃に他界しており、料理担当の父と共に米井香荘を切り盛りしている。

     中島ほのかの大ファンであり、米井香荘のホールにあるテレビで生放送を視聴しようとしていた。

    〇〇〇 太陽(ぶらっくさん)

     『太陽』と書いて『ぶらっくさん』と呼ばせる所謂『キラキラネーム』の持ち主。

     ネタ元は、仮面ライダーBLACK。

     名前に関しては父親が悪いというのが、後々判明する。

    これ、キラキラネームの域超えてない?

     登場時から遠野と険悪なのだが、意外な事実が発覚し……?

     ※名前については、『たいよう』と呼んで欲しいようだ。

    推理はしやすい作品

     本作は、プレイしている当初はチャプターの切替が多いなと感じましたが、それは後々見返しやすくするためでした。

     出題編が終わると、メインメニューに捜査資料1・2が出現します。

     捜査資料1では、細かな時系列と登場人物の配置が分かります。

    細かく時系列が記されている。

     そこから各チャプターに飛ぶことができるようになっているのが、見返しやすさを考えたゲーム設計になっていると感じました。

     捜査資料2では、各人物のデザインや中島ほのかの放送画面を時系列別に確認できます。

    やはり、放送画面にヒントが?

     ただ、できれば現場のアイテムや気になる箇所をチェックできるようにして欲しかったです。

    推理についての注意点あり

     推理パートについては、製品版を待つことになります。

     ここで、制作側からの注意書きがあります。

    1. 犯人は単独犯。(他人を利用・騙している可能性はあり)
    2. 地図は嘘をつかない。(秘密の抜け道とかはない)
    3. 犯人当ては推理とセット。(犯人だけ当ててもダメ)
    4. 制作側の決めた真相のみが正解。(こういう方法がある、と言われても制作側的には×)
    5. 推理に外れても先に進める。(推理が苦手な人は解答編に飛べるようになるそうです)
    事前にこの前書きしてくれるなら、OK。

     ミステリーで発生しがちなのが、『こういうパターンの方が良かったんじゃないのか?』と自説をアンチ気味に意見するユーザー。

     それに配慮した形として、④が事前に出題編で述べられているのは、個人的に印象が良かったです。

     後は、真相が突飛なものでないことを期待しています。

    デモ版に足りない点

    セーブ・ロードについて

     全体的には満足度の高い本作で不満点を挙げるとならば、セーブ・ロードについてです。

     セーブやロードをする際に確認メッセージが1回も出ないので、一旦確認メッセージが欲しかった。

     なぜなら、クリックした際にセーブ・ロードできたかの認識にラグが生じるからです。

     間違ってセーブデータを上書きしてしまうのを防ぐために、確認メッセージは出た方が良いと感じました。

    効果音が何で声なの?

     効果音が所々で人の声なのは、なぜなのか?

     正直、フリー素材にありそうな効果音を、わざわざ人の声で収録している意味が分からない。

     このデベロッパーの前作にも出演されている方が効果音の声を担当されていたので、友情出演なんでしょうか?

     気にしなければいいだけなのですが、気になる人は気になってしまうポイントです。

    最後に

     以上でデモ版レポートを終えるが、ユーザーを楽しませようとする気概を感じる良い作品だと思いました。

     ただ、製品版にて明かされる真相次第で、製品版の評価は決まりそう。

     それでは、また次回!!

    コメントを残してくれると、嬉しいです!!