どうも、kuronoです。
今回は、Steamで2025年5月8日に発売予定の『Cash Cleaner Simulator』のデモ版プレイレポートになります。
デベロッパーは、オランダのヒルフェルスム(Hilversum)に拠点を構えるMind Control Games。
2024年に出来たインディーデベロッパーですが、メンバーは『Cartel Tycoon』を製作したMoon Moose(tinyBuildへ売却済み)の元メンバーで構成されている実力者集団です。
パブリッシャーは、アメリカのデラウェア州ドーバーに拠点を構えるForklift Interactive。
Steamでは、今年の4月に『Roman Triumph: Survival City Builder』のパブリッシャーを務めていました。
<Cash Cleaner SimulatorのX(Twitter)>
ゲーム概要
ゲームのジャンルは、シミュレーション。
キャッシュクリーナーと聞くとマネーロンダリング(資金洗浄)か? と思いますが、残念ながら物理的な意味での資金洗浄になります。
記憶喪失の主人公は、謎の施設に閉じ込められながら、資金洗浄(物理)に励んでいくことに。
しかし、この施設には色々秘密があって……というストーリーです。
デモ版の内容
目覚めたら謎の施設
ゲームを始めると、見知らぬ施設で目を覚ます主人公のフレッシュ。(そう呼ばれているだけで、本名は不明)
スマホに掛かって来る謎の女性・ベティとの通話を頼りに、チュートリアルをこなしていきます。

この謎の施設、途中でベティが放火したり(!?)、主人公が爆破したりすることで、施設の要素が増えていきます。

最終的には、天井に吊るされているブタちゃんにお金を投入していくことになるようですが、その先に何が待ち受けているかは、製品版で体験することになるようです。

依頼をこなそう!
主人公は、ダークネットと呼ばれるアプリから依頼を受けていきます。
依頼人は、いずれも裏社会の人間ばかり。

ただ、中にはユニークな人もいます。
例えば、芸術のためにわざと濡れたお札を詰めろと要求してくる人がいたり。
どうなってんだこの世界!?
依頼をこなしていく中で、仕事の幅が広がるアイテムを報酬でくれる依頼もあります。
アイテムについて、次の項で紹介していきましょう!
ゲーム内の主なアイテム
包装・梱包用アイテム
まずは、包装・梱包用アイテム。
テープとプラスチック包装が包装用アイテム、段ボールやバッグなどが梱包用アイテムにあたりますが、基本的に闇市場アプリから購入することになります。
これらは、初めからある程度揃っています。
チュートリアルをこなしていくと、包装用アイテムが報酬として貰えます。
因みに、お札を複数持った状態でテープに近づけないと、お札を札束にできません。

同じように、札束を複数持った状態でプラスチック包装に近づけないと、包装ができません。
包装の仕方で最初に躓くことがあるので、このルールはよく覚えておきましょう。
紙幣計算機
このゲームで一番お世話になるアイテム。それが、紙幣計算機です。
ベティの指示に従って、闇市場アプリから購入することになるのですが、これがないとお話になりません。
通常の状態だと100枚を数えるだけですが、$マークを押すことで、100・50・10$札毎に分別することができます。
下の画像は、100$札以外を弾き出している様子です。

依頼によっては、お札の種類に指定が入ることがあるので、活用していきましょう。
洗濯機・乾燥機
依頼をこなしていくと、お札を洗ったり、乾かしたりと作業が複雑になっていきます。
特定の依頼をこなすことで、報酬で洗濯機と乾燥機が貰えますが、その依頼がそもそも洗濯機や乾燥機を使う必要があるという矛盾が発生しています……
そのため、事前に別の依頼でお札を確保しておきましょう。

洗濯機・乾燥機はそれぞれハードモードだと、30秒で洗濯と乾燥ができます。
モード切替を試していないのでわかりませんが、ソフトモードもあったのかな?

UVランプ
デモ版の終盤で購入することになる携帯型UVランプ。
偽札や特定のインクでついているマークを見分けることができます。

因みに、本物のお札は光り、偽札は光らない物から違う光り方をする物まで様々。
きちんと本物を見分けましょう!

偽札を見分ける以外にも、この施設の秘密を解くのにUVランプは使われます。
UVランプでしか映らない絵を見つけたら、その先へ行ってみましょう。
ハシゴを使わないと手に入りませんが、レバーを入手できます。

そのレバーをある物と組み合わせて施設の一部を爆破すると、前述のブタちゃん🐷が設置されてあるエリアが解放されます。

デモ版に足りない点
ライフハッカーの依頼の罠
前述したライフハッカーという人物の依頼。
これが引っ掛けと言うか、詰まる要因になる可能性が大いにあります。
というのも、依頼内容は7,000$をブロック状にプラスチック包装して、綺麗な箱で送金すること。
依頼人であるライフハッカーから送られて来るのは100$札ばかりで、前述のUVランプを使って偽札を見分ける方法をレクチャーされることになります。
そして、ここがプレイヤーの躓くポイントなのですが、偽札を見分け終わった100$札を束ねると、プラスチック包装できる程の数にならないのです。
というか、100$札のみで提出しようとすると7,000$という金額は札束で終わってしまい、プラスチック包装がそもそもできないのです。
つまり、最初から7,000$という金額は、別途50$札か10$札で用意しないといけないのです。
ここは割と偽札を見分けることに頭が一杯になるので、ちょっと不親切でした。

最後に
以上でデモ版レポートを終えるが、黙々と作業する人に向いているシミュレーションという印象です。
自分なりの効率を考えて、配置を考えたりするのが楽しい人は買っても損しないと思います。
また、ブタちゃん🐷があるエリアに、日本銀行券のアップデートを予定しているという内容のボードが置いてありました。
なので、それも楽しみなところ。
それでは、また次回!!