どうも、kuronoです。
今回は、Steamで2025年に発売予定の『STAND-ALONE』のプレイテスト版プレイレポートになります。
デベロッパー・パブリッシャーは、韓国に拠点を構えるLIFUEL。
『LIFUEL』とは、『Life』+『Fuel』の組み合わせの造語で、ビデオゲーム開発者で、より良いゲームを作るために自身の生命力を燃料として使うという会社のビジョンを表しているそうです。
Steam初出品の作品になります。
<LIFUELのX(Twitter)>
ゲーム概要
ゲームのジャンルは、ローグライクアクション。
イソップ童話の『オオカミ少年』をモチーフとして、新しい解釈を加えたゲームです。
プレイヤーは、羊のロボット・オメガとして、オオカミ博士率いるオオカミのロボットたちと戦いながら、真実を紐解いていくというのが、ストーリーになります。
デモ版の内容
基本の流れ
ゲームを開始すると、オオカミ博士がロボット・アルファらしき存在に向けて、意味深な発言をしているシーンが流れます。
ロボット・アルファは、『羊飼いの少年』の枠なのでしょう。

場面は切り替わって、ロボット・オメガを操作できるようになります。
ゲーム画面は、下の画像のようになっています。

キャラクターの下にある〇4つは、スキルポイント。
スキルを使用すると減りますが、時間と共に回復します。
スキルは、オープニングステージで初めてのスキルを獲得できます。
それ以降は、ステージ次第で増やせます。
ステージ選択画面は、下の画像のような枝分かれ式。

オープニングステージのボスは、輸送船管理者。
輸送管理者を倒すことで、輸送船で次のステージへ移動できるという仕組みです。

これ以降のステージでは、管理人という形でそのステージのボスが出現します。
通常の敵と違って、強力なバフが掛かっているので、油断せず戦いましょう。

拠点について
ステージを攻略中に敗北すると、羊の死体の山に捨てられます。
最初にここに捨てられる時には、ちょっと閲覧注意。

しかし、死んだはずのオメガは、死体の山から復活します。

死体の山から少し進むと、謎の施設が……
初回は、起動していませんが、2回目から拠点として機能し始めます。
という訳で、拠点機能をざっくりご紹介。
①ステータス強化(オメガ・プロジェクト)
ゲーム内では、『オメガ・プロジェクト』と呼ばれる研究ですが、いわゆるステータス強化です。

②武器選択
武器も、グレートソードしか初期はありませんが、大剣にはフレイムソードが別に用意されています。
他にも、ハルバードやハンマーもありますが、アンロックするためのコストは高め。
ステージの数をこなして、必要なマニウムと呼ばれる鉱石を集めましょう。

③スタートモジュール
ステージを攻略していく際の永続効果を、スタートモジュールで設定できます。
安定志向の私は、戦闘終了時に体力回復するモジュールが好きでした。

④出撃ポッド
拠点の右端に、ステージに挑戦するための射出ポッドがあります。

因みに、ここからステージへは、下の画像のように射出される形になります。
ダイレクトエントリィィィィィ!!

カスタマイズで個性を出そう!
武器やスキルには、それぞれ改造機能があります。
武器は拡張という形でステージ上にて獲得できますし、スキルは同じものを取得した際に改造という形でカスタマイズできます。
カスタマイズは、自身のプレイスタイルと相談しながら選びましょう。
同じ武器・スキルでありながら、他の人と異なる性能になっていくのは、このゲームの面白い所だと思いました。
個人的には、エナジー拡張が好きでした。
スキルを発動する際のエネルギーを4個所持した状態から、5個所持した状態に上げてくれるもので、精神的に余裕ができました(笑)

スキルには、パッシブとコンボスキルの2種類があり、コンボスキルの方は属性付与が多い印象です。
スキルは、ステージ上で獲得した物なら、ショップにて1度だけ無料で獲得できるので、改造の機会は多くなります。
こちらも4個までスキルに取り付けられるので、活用していきましょう。

拠点を支えるキャラクターたち
オメガがステージに出撃するにあたって、個性的なロボットたちに支えられていきます。
まずは、拠点の管理ロボット・NO-AH(ノア)。

拠点に初めて訪れた時には壊れていましたが、2回目には修復して、拠点を清掃しています。
ノアが何かをしてくれるということはありませんでしたが、彼が起動したことで、上記の拠点機能が使えるようになります。
次に、荒地最外郭の管理人・IS-AAC(アイザック)。

どうも本人的にはここにいるのは不本意なようですが、廃スクラップの選別作業をしています。
ステージスタート時にお金を少し持った状態で始められるか、3回で切れるバフをスクラップマシーンで作ってくれます。
汝は羊なりや?
このゲームのストーリーにおいて、重要になってくるのは主人公・オメガの『正体』でしょう。
初めて拠点に入る際の認証ロボットから言われる「あなたはオメガのはずがない。あなたは誰?」というセリフは、ゾッとします。
オメガは、本当にオメガなんでしょうか?

休息している最中に、誰かと脳内で問答するシーンが下の画像。
『オオカミを殺す羊』という矛盾の正体とは?

この『汝は人狼なりや?』ならぬ『汝は羊なりや?』というテーマは、製品版でどういう帰結を見せるか楽しみです。
デモ版に足りない点
不足はないが、不満はある
足りない点はプレイテスト中には、特に感じませんでした。
ただ、ゲームの仕様としてあえてやっているのは分かりますが、文句を言いたい。
狭い通路で、ブルドーザー型の管理者を出さないでくれ!!

このブルドーザー型のオオカミ、ただでさえ厄介なのに3体同時に出てくることが多いです。
そこに随伴のオオカミが出てくる。
キツイ……狭い通路だと、上の画像のようにトゲを生やして、ジャンプ回避をさせないようにしてくるので、結構大変です。
最後に
以上でデモ版レポートを終えるが、かなり完成度は高く、日本語も翻訳が遊べるレベルでしてあり、日本人でもしっかりと楽しめる印象。
ローグライクアクション好きなら、要チェックの作品です!
それでは、また次回!!