どうも、kuronoです。
今回は、Steamで近日発売予定の『Small Spaces』のプレイレポートになります。
デベロッパーは、Niklas Tomkowitzというドイツ・ベルリンの個人デベロッパーです。
パブリッシャーは、Pretty Soon。個人や少数運営のインディーデベロッパーを支援しているパブリッシャーであり、SteamだとHavendockのパブリッシャーとして、名前を聞いたことがある人もいるかもしれません。
<Niklas TomkowitzのX(Twitter)>
ゲーム概要
ゲームのジャンルは、箱庭のデザイン&イラストレーション。
アパートなどの一室を、指定された部屋用にデザインをしていきましょう。
日本語も対応しており、特に日本感はないですが東京のステージも登場します。
デモ版の内容
ステージ選択
ステージ選択は、最初『シェアフラットの部屋』という場所しか選べません。

そこで目的を達成していくと、星が貯まり、星の数次第で次のステージが解放されるというシステムです。

それぞれの人物が分かる画像(AI生成かな?)と、この部屋への要望がきちんと書いてあって、バックボーンを考察する人にも満足な出来です。
部屋をデザインする
部屋を選択して、デザインの画面になると、下の画像のようになります。
各お客様の要望に合わせて、部屋をデザインしていきましょう。
主目的を達成すると、星が手に入ります。

デザインについては、リビングや寝室などジャンルによって、選べる家具が変わります。
目的によって、必要な数が決まっているので、それに合わせて家具を配置していきましょう。
ただ、家具については問題もあるので、それは別の項目で語っていきます。

このゲームの特徴として、こういう箱庭のデザイン&イラストレーションのゲームにしては珍しく、一人称視点があります。

そのため、自分が作った部屋に一人称で入ることで、没入感に浸ることができます。
なお、設置ミスに気がついたりします……

壁などを追加する
このゲームのデザイン性が高いのは、ブロックを使って壁を追加したり、階段と組み合わせて段差を作ったりできることです。
コストの制限などもないので、自由に空間を作り出せます。
生憎、私にデザイン力はないので、是非皆さんデモ版で試してみて下さい!!

デモ版に足りない点
シャワーユニットの罠
これは、デバッグの対象だと思うのですが、シャワーユニットの壁を『モダンスタジオ』というステージの、下の画像の場所に貼ると撤去不可能になります。

私がなぜここに、シャワーユニットの壁を貼ってしまったのか。
原因は、これを大きな鏡だと思い込んでいたこと。
そもそもシャワーユニットが身近にないので、気がついていませんでした。
できれば、アイテムを選んだ時に名前が出ると、間違いが減ると思います。
ただ、ここに貼ると撤去できないのだけは、何とかして欲しい……!!
日本語訳の細かな間違い
日本語訳をして頂けているだけでありがたいのですが、遊んでいる中でちょっと気になる所が。
『アルトバウスタジオ』というステージで、キッチンにストーブを置いて欲しいというニーズが出てきます。
但し、ストーブと言っていますが、実際に置くのはコンロです。
これは、英語が「stove」がストーブという意味と、コンロという意味を持つために発生した誤訳です。

最後に
以上でデモ版レポートを終えるが、一人称で自分がデザインした部屋を見ることができるのは、いいアイデアだと思いました。
個人的に、細かな点が気になりますが、部屋をデザインするゲームが好きな人は期待していい作品かもしれません。
それでは、また次回!!