どうも、kuronoです。
今回は、Steamで2024年5月30日に発売予定の『東京サイコデミック~公安調査庁特別事象科学情報分析室 特殊捜査事件簿~』のデモ版プレイレポートになります。
デベロッパーは、日本の東京に拠点を構えるGRAVITY GAME ARISE。
パブリッシャーは、ガンホーの子会社である韓国のゲーム企業・GRAVITY。ラグナロクオンラインの開発元と言った方が、聞き馴染みがある方もいるかもしれません。
<本作ホームページ>
<GRAVITY GAME ARISEホームページ>
<GRAVITYホームページ>
https://www.gravity.co.kr/jp/about/gravity
ゲーム概要
ゲームのジャンルは、推理シミュレーションゲーム。
未知のウイルスが猛威を振るい、政府首脳陣を含めた夥しい死者数を記録したパンデミック。
ロックダウンなどの対処から3年。次第にパンデミックは落ち着き、平穏な日常が戻ろうとしていたが……という、世界観。
主人公は、岩井探偵事務所の一員ではあるが、5年前のとある事件で所長の岩井は府中刑務所に収監されてしまった。
彼を救うべく、プレイヤーと相棒の紅葉たちは、超常現象が引き起こしたと思われる事件を調査していく。
デモ版の内容
超常現象事件を調査せよ!
本ゲームの主目的は、5年前にテロを企図した『異能教団』という新興宗教の教祖・山野井を捕まえることだ。
デモ版では詳しく明かされないが、岩井所長は濡れ衣を着せられ、収監されているようだ。
そして、その濡れ衣を着せた人物こそが山野井、と見られる。
行方不明の山野井への手掛かりを探すため、超常現象が引き起こす数々の事件を調査していくことになるプレイヤー。
デモ版では、人体自然発火現象が引き起こしたと思われる事件を調査していく。
人は突然燃えるのか?
デモ版で調査することになるのは、大手製薬会社に勤める男性が、会社の地下駐車場で突然発火し、死亡した事件だ。
警察は既に本格的な捜査を諦めており、5日後には証拠品なども処分されてしまう。
証拠品も処分するのかと驚いたが、その背景には政府からの圧力があり、そしてその理由は異能教団に辿り着くようだ。
仲間であり、法務省公安調査庁の杵島・ローレンス・ユイカが捜査資料を流してくれる。これを基に、推理をしていこう。
実写を活用した推理パート
このゲームで特徴的なのは、実写を用いていることだろう。
監視カメラの映像も、二次元で表現されておらず、実写で撮影されたものを加工して使用されている。
それ故に、プレイヤーにはこの世界への没入感が与えられるだろう。
被害者の足取りを追うべく、監視カメラの映像と画像照合を活用しよう。
仲間たち
推理を助ける仲間たちは、それぞれIDを持ち、ダークウェブ『闇の取引所』で連絡をやり取りする。
それぞれ出自は異なるが、目的を同一とした仲間たち。彼らの助けを借りながら、推理を進めていこう。
紅葉 巴杏(あきば ともな)
最初は主人公だと思っていたが、実は相棒枠だった女性。
岩井探偵事務所時代からの相棒であり、基本的な連絡は彼女がしていると思われる。
過去に起きた高校生連続変死事件で弟を亡くしており、それに異能教団が関わっているようだが……
CVは、千本木 彩花(せんぼんぎ さやか)さん。
直近では、ダンジョン飯のマルシルなどでコミカルな演技を見せているが、甲鉄城のカバネリ・無名役でも知られている彼女は、シリアスな演技も巧い。
杵島(きじま)・ローレンス・ユイカ
法務省公安調査庁所属の女性。
かつては警察に所属していたが、前述の異能教団の事件で、警察内部にも教団の信者が浸食していたことが発覚。
そのため、彼女は警察を信頼できなくなり、警察を退職。
岩井探偵事務所とは、その異能教団絡みの事件で知り合ったようだ。
CVは沢城 みゆき(さわしろ みゆき)さん。
日本のアニメ好きなら知らない人はいないであろう、超実力派。今作も、クールな女性を演じる。
岩井 賢二(いわい けんじ)
プレイヤーや紅葉が所属していた、岩井探偵事務所の所長。
現在、テロリストの濡れ衣を着せられ、府中刑務所に収監されている。
デモ版では、彼に面会しに行く所で終了となる。
CVは、てらそま まさきさん。
低音ボイスが魅力的で、吹き替え・アニメジャンルを問わず活躍されている。
日本語吹き替え版の『HITMAN』を遊んだことがある人は、47の声の人だと分かるでしょう。
柏原 隆一(かしわばら りゅういち)
天才エンジニアにして、推理のために防犯カメラをハッキングしてくれるスーパーハッカ―。
ダークウェブ『闇の取引所』も彼のお手製であり、ネット関係で心強い味方となるだろう。
CVは、森田 成一(もりた まさかず)さん。
FFXのティーダがデビュー作で、BLEACHの黒崎一護役として知られる声優さんですが、こういう落ち着いたキャラクターも得意。
戸塚 祐介(とつか ゆうすけ)
都内の病院に勤める、優秀な脳神経外科医。
『闇の取引所』でのIDがBartenderなのは、何か由来があるのだろうか?
死因などの推理において、医学的見地から資料を提供してくれる。
CVは、速水 奨(はやみ しょう)さん。
BLEACHの藍染惣右介役などで知られる、冷静で染み渡ってくるような演技が特徴的。
個人的には、HELLSINGのマクスウェルの演技がとても好き!
嬉野 めぐり(うれしの めぐり)
都内にひっそりと佇む、神社の巫女。
人や自然の氣を他者よりも敏感に感じ取り、予知夢を見ることもある。
主人公とは、その予知夢が縁で出会ったらしい。
デモ版ではちょっとしか出番がなかったが、基本的に超常現象を解説してくれるようだ。
CVは、平野 綾(ひらの あや)さん。
筆者の年代としては、涼宮ハルヒの憂鬱の涼宮ハルヒ役として、あまりにも有名。
昨今は舞台の出演が多く、観劇が好きな方はその演技を観ているかもしれない。
最後に
以上でデモ版レポートを終えるが、ゲームの雰囲気としては純粋な推理物ではなく、オカルトの入った推理物である。
表現が合っているか分からないが、伝奇物が好きな人にはオススメできるかもしれない。
デモ版では会えなかった岩井所長や、事件の結末も気になる!
それでは、また次回!!