ユース移籍組の選手を紹介第2弾。今回も4人を紹介。
○MF
①カルロス・ヌネス(オッド)……500K€で獲得。
個人的には、今季の移籍してきたユース選手の中で、一番良い取引だったと思う選手。
ポルトガルのナザレ出身なのに、何故かノルウェーのクラブであるオッドのユース所属という点が個人的にツボ。(親の転勤とかでノルウェーにいたのかな?)
スカウトがレポート引っ提げて来たのを見て、獲得を即決した思い出。ベイリーやマウコムが今はトップチームにいるが、彼らの後を担っていって欲しい。
パスの向上はマストの課題だが、特性3つ持ち。特にボールを受けに下がって来てくれるウイングは、トップチームの戦術であるバーティカル・ティキタカと相性が良さそう。また、ファーストタッチが上手いテクニシャンな選手。
因みに、ポルトガル語とノルウェー語を流暢に話せて、スペイン語と英語が基本会話が出来る位には話せて、ドイツ語をこれから勉強するというマルチリンガルだったりする(凄い!!)。
②アリアーノ・モライス(トレエンセ)……325K€で獲得。
カーボベルデとポルトガルの二重国籍持ち。
※因みに、カーボベルデってどこか知っていますか? アフリカ大陸の西にある群島からなる国家です。
彼の理想系は、似た出自を持つポルトガルのナニ選手(彼もカーボベルデとポルトガルの二重国籍持ち)でしょうか。
スピードとスキルに偏重し過ぎている能力バランスを、ユースでどう改良していくかが、今後の課題。ただ、高いレベルでのプレイに必要な知性。これをどうやったら身につけさせればいいのだろう?
③イヴ・ウェルブルック(サークル・ブラッヘ)……3M€で獲得。
ベルギー・エールステ・クラッセAのサークル・ブラッヘから獲得。
ベルギー・エールステ・クラッセAは、スポンサーのアンハイザー・ブッシュ・インベブ(株)のブランド名を冠した、ジュビラー・プロ・リーグの方が聞き覚えがあるかもしれません(自分がそうでした💦)。
ベルギー西部のルーセラーレ出身の彼を獲得するのは、非常に迷いました。
個人的に好きではないプレイ特性である「プレイを止める」を持っているためです。しかし、CMFのユース選手層が貧弱であるため、そして特性は消すこともできるため、獲得へ至りました。
167㎝という小柄な体格故に、ジャンプ能力が短所としてスカウトレポートに書かれているが、それよりも強靭さの低さが気掛かり。
そこさえ改善出来れば、アランギスやラース・ベンダーの後を継ぐ、中盤からボールを捌けるCMFになってくれそうな予感。
④フランチェスコ・ベッリ(エンポリ)……4M€で獲得。
メオニと並ぶ、エンポリの至宝。でも、出身はトリノ県のベナリア・レアレだから驚き(ちょっと遠くない?)。
圧倒的、視野特化型CMF。パスの能力値も非常に高く、ピルロ・トナーリに続くイタリア代表の司令塔になれる可能性を秘めている。
そのためには、やはり冷静さを身につけることは必須項目。頑張れ、ベッリ!!