内部昇格組で有望株は前回紹介した2人で、DF。しかも、CFが入団してこなかったという事態。
これを打開するため、トップチームの移籍と並行して、ユース選手の獲得を行いました。(お陰様で移籍金収入に理事会から制限を掛けられてしまいましたが……)
ポジション順に紹介していきたいと思います。
○FW
①エマニュエル・メオニ(エンポリ)……5M€で獲得。
今夏の移籍市場では、降格となったセリエAから降格となったエンポリから、有望株2人を獲得(鬼の所業)。
その内1人は、エンポリの至宝・エマニュエル・メオニ。
両足が使えるのは、魅力。スピードが優れているとレポートでも記載があるので、一瞬の抜け出しに期待が持てる。
強靭さを鍛えたら、決定力の強化→ポジショニングの改善と育成していきたい。
外国の暮らしでも適応できるとのことなので、ホームシックには掛からないかな?
②ディオゴ・リベイロ(ギマランイス)……34K€で獲得。
ヴィトーリアSCから移籍。ヴィトーリアSCは、ヴィトーリアFCもあるため、ギマランイスと呼ばれることも。(リカルド・クアレスマが現在所属していることでも知られている)
ギマランイス生まれギマランイス育ちの彼にとって、ドイツの強豪・レヴァークーゼンを選択したことは、正解となるか?
能力グラフを見ると、退団したポーヤンパロ選手のようなパロメーター。トップチームの戦術に合わないが、それでもスカウトチームから82という高評価を得ているのは、魅力的。
エゴイスト過ぎるところが玉に瑕だが、決定力の高さはスカウトのお墨付き。ユースチームで、チームワークを身につけて欲しいところ。
○MF
まず、獲得できなかった選手を紹介。ネルソン・シモンエス。
非常にスカウト評価が高かった、ポルトガルの若き魔術師。彼と後述のマトゥシュチク選手の両取りを画策していたが、残念ながらASモナコの付加条項もりもりの契約には勝てなかったよ……
①マルチン・マトゥシュチク(レギア・ワルシャワ)……2.5M€で獲得。
今季2人の将来有望なトップ下がユースに入団した、ポーランドのレギア・ワルシャワ。ASモナコとレヴァークーゼンが獲得競争し、マトゥシュチクはレヴァークーゼンを選択。もう1人のシモンエスはモナコへ。
野心のなさは、そのまま能力を高めるための努力不足へと影響している。ユースチーム最初の課題は、彼の考え方を変えることなのかもしれない。
しかし、この年齢ながらテクニックは既に一流へと手が届きかけている。メンタル面が改善されれば、アンダー代表に選ばれている彼がポーランド代表を牽引する司令塔へと進化する可能性を秘めている。
②サンドロ・アルロ(ヴィトーリアFC)……245K€で獲得。
シモンエスの獲得競争に敗れたため、セカンドプランとしてポルトガルのヴィトーリアFCからサンドロ・アルロを獲得。結果として、選手の移籍金が10分の1以下に抑えられたとポジティブに捉えておこう。
ややエゴイストな面はあるが、ひらめきや判断力、冷静さはこの年代にしてはかなりのもの。
フィジカル面を育てて、強靭さと並行して長所のスピードを伸ばしながらも、パス精度を上げていきたい。